宮古まもる君のこと
サトウキビ畑の脇の交差点、海沿いの道、島内のあちこちに佇むこの人(人形)は、宮古島まもる君。彼の肩書きは「宮古島安全協会職員」兼「宮古島警察署交通課職員」。妹のまる子ちゃんほか、18人の兄弟たちと共に、台風の風の中、真夏の照りつける太陽の下、毎日欠かさず24時間、行き来する車や人を見守り、交通安全をPRしています。そのまじめな姿勢とユーモラスな顔立ちは次第に人々の心を捉え、今では誰もが「宮古島まもる君の歌」を歌えるし、みやげものにもなっているし、本まで出ちゃって、いわば宮古島のアイドル。そんな周囲の騒がしさはどこ吹く風、まもる君は「んーなしぃ、がんばらやー(みんながんばろうね)」と、今日も直立不動で任務に励んでいます。