ウミガメと泳ぐ。この言葉に惹かれたら、目指すべきは渡嘉敷島のトカシクビーチ。そこには、慶良間の海を知り尽くしたダイビングインストラクターのカズさんが待っています。「今年3月に国定公園となった慶良間の海は透明度が抜群。ウミガメも暮らしやすいみたいです。彼らの寝床は沖にあって、浅瀬に甘藻を食べに来る姿がよく見られます。食事のシーンを間近で見られるのは世界的にもすごく珍しいんですよ」。はやる気持ちをウェットスーツに押し込み、いざ海の中へ。カキ氷のシロップみたいな青の世界に包まれて、聞こえるのは呼吸の音だけ。なんだか夢の中みたい。なんて思っていたときです。大きな岩みたいなものが前の方でモゾモゾ……あ、ウミガメだ! 叫びたい気持ちをぐっと堪えて、そおっと近づきます。ふわり、ゆらり、す~い。その泳ぎは優雅だけど意外と速く、ダイナミック。しばらく夢中になって遊んでいたら、日常をすっかり忘れていました。
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- カメラ派は、水中写真にも挑戦。
- カズさんはトカシクビーチにあるダイビング&シュノーケリングショップのオーナーであり、水中カメラマンでもあります。ウミガメがいるポイントだけでなく、水中写真の撮り方なども教えてくれる頼もしい存在です。シュノーケルグッズはすべてレンタルできるので、水着さえあればOK。気軽にトライできます。「ウミガメは天気がよければ、ほぼ100%見ることができますよ!」(カズさん)
- ダイビングサービス 月の翼
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村渡嘉敷1918-2
http://tukinotubasa.com/index.html